2023.01.31
<フェアリーランドの保育>
保育理念「こどもまんなか」
現在、株式会社フェアリーランドは、企業主導型3園(横浜センター北園 横浜センター南園 箱根 湯本富士屋ホテル保育園)、横浜市乳幼児一時預かり事業1園(横浜仲町台園)があり、今春4月には、神奈川県大井町に認定こども園「こもれびと風おおい認定こども園」が開園します
各園、場所は離れていますが、同じ保育理念「こどもまんなか」な考えのもと、それぞれの施設のニーズに沿った施設目標を掲げ日々運営しています。
昨年度までは職員の持っているスキルや得意を生かした保育をしてきました。それぞれのスキルの違いで、保育内容も園によってカラーがあり、もちろん子どもが主体で自信をもって子どもたちと向き合ってきましたが、今後は更に私たちが積み重ねてきた保育に自信をもって外部へ発信すると共に社会の動向や他園からの情報もしっかりとキャッチし、フェアリーランド全体として「保育の質の向上(職員のスキルアップ)」を目指していくことにしました。
ドキュメンテーションとは、子どもたちの会話や行動、その日の活動内容などを、写真や動画、コメントなどで記録し、みんなが目に見えるようにするものです。
その日の活動の様子を写真や言葉どで記録することにより、後から保育者が自分の保育を客観的に振り返ることができます。また、園内に掲示したりすることで保育者と保護者間、保護者と子どもの間でもその日の活動の共有ができ、連絡帳だけでは伝えきれない子どもたちの会話や行動を記録しておけば、それが繋がったときに子どもたちの育ちが見える化されて成長を感じることもできます。
そして、各園で作成したドキュメンテーションを見せ合って意見交換をしていくことで、第三者からの意見を聞いて保育者の刺激となったり、他園の保育を見て参考にしたり、フェアリーランドはこういう保育をしたいね、という思いをつないでいくことで、離れていても自然と同じ方向を向いて保育をしていくことができるようになりました。
今年度はSNSも活用して、保護者はもちろん、フェアリーランドに興味を持ってくださった方にも見ていただいたりしながら、保育園はただ子どもを預かる場所ではなく、保護者と一緒に子どもの成長を支えていく場所であることを伝えています。少しでも子育てに悩む方へのヒントとなっていったらいいなと思っています。私たちの学びが、これからの子どもの成長と保護者支援につながっていると信じています。
つづく・・